恋人や愛犬を愛し、時間を共にし、笑い合う日常。
そんなわたしの日々はまさに
あっ
という間に過ぎていくほどの幸せに満ちている。
わたしは昔から、頭の中の考えとか、胸の内に湧く感情が多くて
「自分の思いに芯がある」
「独創的」
「感受性が豊か」
と捉えられることもあれば
あるときは
「考えすぎ」
「個性的」
「感情の波が激しい」
大人になるにつれ
といっても明確にいつからなのかは覚えていないけれど
ほんとにいつからか、
心のうちに深く潜り込むような時間は減っていた。
気づけば
自分の思いを簡単に、ぽとぽと、と落として歩いていた。
いや、簡単ではなかったよね、考えすぎの自分改革(?)
わたしの思いもことばも感情も、
わたしの大切で大好きなものだったのに。
無視し続けたらそのうち、
自分の小さな気持ちも、その気持ちの出処も源泉もわからなくなる。
「無視してきたツケがまわったのだね」
気づかないままなのもひとつの幸せの形かもしれないけれど
やっぱり、心をまるごと抱きかかえて繋いで生きたい。
自分を置いてけぼりにしていては、何を愛しても何も愛せていない。
わたしとわたしの大切なものたちを大切にすることのひとつ
想いを紡ぐことにした。